Archive for 12月, 2016

“法人向けの高性能Windowsスマホ、Acer「Jade Primo」 “

日本エイサーの、Windows 10 Mobile搭載のスマートフォン「Liquid Jade Primo」。製品に同梱するドックにはHDMI端子が用意されていて、有線でのContinuum機能に対応します。主なスペックは、ディスプレーにフルHD解像度(1080×1920ドット)の5.5型、ヘキサコアのSnapdragon 808、3GBメモリー、32GBストレージ、2100万画素カメラ(イン800万画素)、2870mAhバッテリーなどです。CPUは現状の最速クラスではないのですが、もともと動作がスムーズなWindows 10 Mobileに加えて、画面解像度もフルHDということもあって、非常にスマート。ウェブブラウザーのEdgeもPC向けサイトを表示させても、引っ掛かりなど、感じることはありません。また、ディスプレーは有機ELで、非常に鮮やかで印象的です。デザイン的には、厚みは8.4mmと超薄型とはいえませんが、背面の左右が丸みを帯びていることもあって、数値よりに薄く感じます。また、最近のAcer端末ではおなじみの背面のヘアライン塗装も高級感があります。気になるのは対応バンドで、グローバルモデルをほぼそのままに国内に導入したのか、LTEがバンド1/3/7/20、3G(W-CDMA)がバンド1/2/5/8と、ドコモ網で利用する場合に800MHz帯に接続できないのは残念なところです。

健康管理で車両事故を防止-SOMPOリスケア、法人向けサービス

SOMPOリスケアマネジメントは健康状態に起因する自動車事故を防止するための法人向けサービスを11月に始めます。eラーニングによる教育用動画の配信や、居眠り運転などにつながりやすい睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査、研修を一体で提供し、健康が原因で自動車事故を起こす事例が増え、物流業界を中心にドライバーの健康管理に取り組む企業の需要を開拓します。年間50社の契約を見込んでいるということです。eラーニングは生活習慣病や居眠り運転、突然死の3コンテンツを配信し、1回当たりの受講時間は10―15分となっています。今後、状況に合わせて動画数を増やしていく考えです。SASの簡易検査はスマートフォンから専用アプリケーションをダウンロードし、就寝後3時間の呼吸音をアプリで録音し、翌朝にはSASの兆候があるか結果を3段階で評価する仕組みです。1カ月分のデータを収集し、分析後は企業管理者にリポートも作成します。価格はeラーニングが50人までの利用で計4万5000円、SASの簡易検査は4万円。講師派遣は1回に付き15万円程度です。SOMPOリスケアマネジメントはグループの損保ジャパン日本興亜と連携し、まずは法人契約を結ぶ企業に提案し、新規顧客の開拓にも活用するとのことです。損害保険業界では健康状態に起因する自動車事故が相次ぐことから、健康管理に向けたコンサルティングに力を入れる動きが相次いでいます。業界大手では三井住友海上火災保険もスマホを活用し、SASの兆候を検査できるサービスを法人向けに無料で提供しているのです。